2013/04/22

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 マッチレポート 侍e-Sports [14-16] ROUX.jp




  • 1stハーフ


 1stラウンドは侍e-Sports(以下、侍)のakioni選手の4kill+1on1勝利という大活躍によってCTの侍が勝利し、勢いのある侍は危なげなく2ndを取りましたが、ROUX.jp(以下、ROUX)の3rd無理買いという作戦に破れ、ラウンドカウントは侍 [2-1] ROUXに。

 最初のフル買い同士のラウンドとなった4thラウンドは侍が取り、その後もbekke選手の忍者解除成功やv1ew選手Chenimenil選手の要所を締めるナイスプレーなどでラウンドを連取、ラウンドカウントは侍 [7-1] ROUXと差が開き始めた。

 しかし、これまでの試合と違ってスロー気味の作戦でゆっくり攻めていたROUX側は攻め方を修正し、撃ち合いの強いmisovich選手のロング単独突入に合わせてターゲットとなるボムサイトを速攻で押す作戦に切り替える。この作戦が功を奏し、個人技に優れるROUXはdaicon選手の素晴らしいAWPなどでラウンドを連取、ラウンドカウントは侍 [7-6] ROUXと、先行する侍に追いつくまでになった。

 侍側はROUXの戦術に対抗するためにT字での前目配置を引き気味の配置へと変更しなんとかラウンドを一本取り返し、侍 [8-6] ROUXで迎えた最終ラウンドは1vs4という圧倒的有利な状況を作りながら、daicon選手の鬼のようなAWPショットで1vs1の爆弾設置まで追い詰められるが、Chenimenil選手がなんとかこれを取り返し、侍 [9-6] ROUXで1stハーフを折り返す。

  • 2ndハーフ

1stラウンドは侍がロングを抜けてCT経由Bサイト行きという作戦を実行、これに虚を突かれたROUXは対応できず、1stを落としてしまう。

 その後の2ラウンドも侍は毎ラウンド削られてお金の厳しい状態が続くが、なんとかラウンドを連取し、勢いそのままに風津ヶ浜のペロリスト選手などの突入などにも冷静に対応しそのままフル買い同士のラウンドも取り、ここでラウンドカウントは侍 [13-6] ROUXに。

 ROUX側は後一歩の決め手に欠ける厳しい状況が続くが、ここからKEITH選手のBラッシュどめやdaicon選手の開幕センターAWP2kill、misovich選手のACEや4kill、風津ヶ浜のペロリスト選手のラッシュ裏取りなど、ROUX側の個人技が遺憾無く発揮され始める。この時点でラウンドカウントは侍[13-11] ROUXに。

 ここで侍はbekke選手のナイスプレーなどで1ラウンドをなんとか取り返し、ROUXを勝負ラウンドまで追い詰めるものの侍 [14-11] ROUX、その後のラウンドを落としたことで逆にマネー管理上お金がなくなり侍 [14-12] ROUX、お互いに厳しい状況になってしまう。ここで侍はエコラウンドを余儀なくされ、侍 [14-14] ROUXの双方勝負且つBuyラウンドを迎える。

 この重要なラウンドをとったのはROUX、侍のAフェイクBを看破し、数的有利の状況で危なげなく勝負ラウンドを奪取する。最終ラウンドは侍がBラッシュを決行し、1on3のシチュエーションからあわやオーバータイムかと思われたが、風津ヶ浜のペロリスト選手が最後に残ったChenimenil選手を仕留め爆弾を解除し、侍 [14-16] ROUXでGG。

非常に見応えのある逆転劇でした。

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